植民地、多民族国家
先住民の頃から多民族国家だったカナダ。17世紀始め頃からイギリスとフランスがカナダへ進出し、それ以降、ほとんどの時代が植民地でした。イギリスがフランスの植民地を制覇し、南部はアメリカの独立戦争によりアメリカ合衆国として独立しました。その時にアメリカに味方したイギリス側に付いた国民と、そうではない国民とに分かれ、対立を続けました。
その人々がそれぞれに築いたものが、カナダ独自のイギリス文化、フランス文化になりました。
第一次、二次の世界大戦では、イギリスのためではなく、世界平和のために参戦しました。この姿勢は、戦後も引き継がれ、平和な国家としての存在を維持し続けています。それは、歴史的にも自国の存在感を強くアピールしないのはその表れとも言えます。
カナダは、平均余命、教育水準、国民総生産から計算された人間開発指数は現在世界1位です。長い植民地時代の歴史を経て独立を果たし、今や経済、軍事、生活の豊かさは、世界の規範となる国へと発展ました。